The Core Protocols V3.01 日本語版
The Core Protocols の日本語版PDFダウンロードリンクを探していたのでメモ Jim McCarthy と Michelle McCarthy による、優秀な結果を残しているチームにある一定のパターンをまとめたもの。書籍「エラスティックリーダーシップ」でも紹介されていた。 V.3.03 の各種翻訳版ダウンロードページはこちら。 https://mccarthyshow.com/the-core-pdf-version/ https://mccarthyshow.com/protocols/the-core-protocols-japanese-v3.03.pdf (V.3.1 https://thecoreprotocols.org/ の翻訳はいまのところ見つけられず) Link [ 技術紹介 ]The Core Protocols~チームワークの最強兵器~ | オブジェクトの広場 https://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/technical/TheCoreProtocols/ The Core Protocols V3.01 日本語版 - Milestones to EVERPEACE 〜alius via〜 翻訳された大村さんの記事 https://everpeace.hatenadiary.org/entry/20080124/1202115804
Hugo で Wikilinks を有効にする
Hugo で Wikilinks 記法([[]] こんな感じで brackets で囲むリンク) を有効にする ここに書いてある方法でいけた /layouts/partials/content-wikilinks.html を作成し、先述のサイトのコードを配置 hugo で使用しているテーマの single.html をオーバーライド (/layouts/_default/single.html にコピー) single.html 内で {{ .Content }} としてブログ本文を出力している箇所を、{{- partial "content-with-wikilinks" . -}} に置き換え これで動きました 試しに Wikilinks記法で [[About]] や [[Search]] に飛んでみるテスト
Vortex Core Plus が発売される
気になってた 40% キーボード Vortex Core Plus のプレオーダーが始まってた 思わずポチりました このところ前バージョンの Vortex Core は普段使いしていて、なかなか快適に使えています Plus は前Vortex Core と比べると横に1列、キー数が増えているっぽい Bluetooth 対応だったり USB Type-C だったりなところも良い 到着は2月下旬〜3月月ごろとのこと。楽しみ〜
xremap を使って、Ubuntu 上で Mac っぽい controlキーの挙動を設定した
中古で ThinkPad を購入し、Ubuntu 24.04 を入れた。 Ubuntu はおおむねいい感じで使えているのだが、普段触っている Mac と操作感の違いで気になるのは、Ctrl キーとコマンドキーの使い分け Ubuntu だとコピペなど普段使う修飾キーは Ctrl が基本になる。Macでは親指でコマンドキーを使っていたので、じゃあキーカスタマイズして、Ubuntu でも親指のところに Ctrl キーをバインドしてしまえば解決か、というと意外とそれだけでもない。emacs風の ^H による文字削除、^A ^E でのカーソル移動なんかは 頻繁に使っていたし、特にターミナル操作で Mac だと ^C と ⌘C が明確に違うわけで、これに慣れてるとけっこう誤爆してしまう キーリマップ系のツールを使ってなんとかできないかなと考えた やりたいこと こんな感じで使えるように設定したい CapsLock (A の左隣) のキーを、Mac でいうところの Ctrl キーっぽくしたい CapsLock + A, E, H あたりの emacs風キーバインドを有効にしたい ターミナル上では CapsLock + C で ^C にしたい 左親指のところを、Mac でいうところのコマンドキーっぽくしたい 保存 ^s、undo ^z なんかのショートカットは左親指のほうでやりたい ターミナル上では Macみたいに コマンド+C, V でコピペできる感覚にしたい ついでに左親指で押しやすい無変換キーを、「単独で押せば無変換キー、何かと一緒に押すとはコマンドキー」的な挙動にしたい (mod-tap) xremap で全部できた 結論、ぜんぶできた xremap というアプリケーションのおかげです。神ツールやん!?...
他者理解は好奇心 (書籍「組織を変える5つの対話」を読んだメモ)
オライリーの「組織を変える5つの対話」を読んだメモ サブタイトルは「対話を通じてアジャイルな組織文化を創る」、原題は ”Agile Conversation” 5つの対話 組織を変える対話には5つのステップがありますよと 信頼関係を築く 心理的安全性を確立する(不安を乗り越える) 共通の理念(WHY)を作り上げる 約束をする(コミットメントを行う) 説明責任を果たす ふむふむ それよりもまず、根底として 2つの価値がありますよと 2つの価値 自己開示 自分の意見を隠すところなく相手に伝えること 他者理解 相手の意見に関心を寄せて、相手の言葉を通じて意見を理解しようとすること ふむふむ ここまでは、そうね〜〜自己開示も他者理解も超重要よね〜〜という感じだったんですが、この「2つの価値」が英語だとどう書かれているかを知って、なるほど〜〜〜!!??となった transparency と curiosity 自己開示 = transparency 他者理解 = curiosity !!! めちゃしっくりくる。 自己開示は自分に対する透明性であり、他者理解は相手に対する好奇心。 これはすごく腹落ちした。 ほかにも、X理論Y理論とか、推論のはしごの話なんかも 推論のはしごについては、この記事がとても分かりやすかったな
iPhone 12 mini を 3週間試して、Android に出戻った
コンパクトサイズのスマホが好きなので、普段は Android ユーザーなんだけど iPhone 12 mini を試してみた 結果、3週間ほどで iPhone 12 mini をあきらめて Android に出戻りした その覚書きメモです 将来また iPhone を試してみたくなったとき、読み返して色々思い出したい 時間経つと、良かったことも良くなかったことも、どんどん忘れていきそうなので 背景 自分はコンパクトなスマホが好き 6インチ超えると、でかいなーーーゴツいなーーーという感じがする むかしは Unihertz Jelly 2 とか Rakuten mini とかの、極小系の機種も実際に使ってた しかし、最近の Android は5インチ台でマトモなスペックの選択肢がほとんどない…… 140 x 70mm 程度のサイズ感で、いい感じのものがあるといいんだけどなあ iPhone SE か iPhone mini を試してみよう! というわけで iPhone 12 mini を中古で買って、まずは数週間という気持ちで試してみた だめだったら中古で売ればいいよね、Apple製品は中古でもそれなりの値段で売れるので、試しやすいわー、というノリでした 前提 iPhone を使うのは 6s 以来なのでかなり久々 普段は Mac や iPad を使っているので、Apple製品に不慣れというわけでもない 用途はブラウジングやSNS、音楽再生、マップ、カメラ、ほかちょっとしたアプリを使う程度 ヘビーなゲームとかはやらないし、動画もあまり見ない よかった サイズ感は最高 これよこれ、という感覚 iPhone SE 3 もだいたい同じサイズ感だけど、並べてみるとディスプレイの大きさはかなり差を感じる 本体の質感のよさ お高いだけあるわ カメラ 他の iPhone に比べると劣ると聞いていたけど、それでも並のAndroid機とは比較にならない良さ お高いだけあるわ ケースの選択肢が多い 気にしない人には全然気にしない点だと思うけど、気になる人にとっては iPhone一択になっちゃうポイントな気がする 個人的にはとりあえずお試し期間だけでもってことで、近所の100円均一でサクッと手に入るのがありがたかった 性能面は特に不満なし ふつうに使う分には、性能面で困ることはなかった 困ることがない、というのは素晴らしいこと いまいちだった バッテリー持ち 中古でバッテリー状態 85% のものを入手したんだけど、普通に使って 1日持つかどうか 自分のスマホの使い方ってブラウザと音楽再生程度で大したことないと思ってたので、それで 1日持たないかも、と心配しながら使わないといけないのは厳しかった 小型スマホの宿命なのか……? でも気持ちとしては小型だからこそ、モバイルバッテリーとか余計なモノ無しで1日使いたいんよなあ ライトニング端子めんどい 使う前から知ってたやつだけど、USB type-C からライトニングへの乗り換えはストレスだった キーボードにカーソルキーがない これも iPad 使ってて知ってたやつだけど、画面が小さくなると、ドラッグ操作などはより難を感じるように 指紋認証がない & 顔認証との相性が悪かった 顔認証、顔を向けるのがめんどい 机の脇に置いてて通知がきて、それをチラっと見たいって時、指紋なら手と目線を動かすだけでいけるのよね 顔認証だとよっこいしょって動かしてスマホ覗かないと、ってのがめんどい 普段の顔認証の認識率も、4〜5回に1回は失敗する感じで、ややストレスがあった SIM の 2枚切り替えが不便? au系と docomo系の格安SIM 2枚(1つはeSIM)を設定してたんだけど、iPhone だと使い分けが面倒じゃない? 通信に使うSIMカードを切り替えたい場合、毎回都度 APNプロファイルをダウンロードしてインストールしなおす必要が……ある……? Android だと設定画面から選択肢ポチっと選ぶだけで自由にSIM切り替えできます これ、自分が知らんだけで、もっと楽な方法あったのかなあ……? 戻るボタンがない これも知ってたやつだけど iOSって、1つ前に戻るUIがアプリや状況によって異なるよね、左上の戻るボタンだったり、右上の閉じるボタンだったり、上から下にスワイプ、左から右にスワイプなど まあ Android の戻るボタンの挙動も統一性あるようでないけど、iOS での戻るは操作方法自体に迷う感じだった 通知の謎UI 似たような話で、画面の上から下へスワイプして通知を表示するUI、これに慣れられなかった スワイプする位置が、ノッチの左側か右側かで挙動が変わりますよね 左側を下スワイプで通知センター、右側を下スワイプでコントロールセンター 慣れの問題な気もするけど、左右の位置を気にしてスワイプしなきゃいけない気持ち悪さが勝つというか、自分と合わなかった…… ホーム画面のカスタマイズ性 これは大昔から、Andoroid だともっと自由に触れるのにな〜 と不満があるところ ウィジェットとか昔よりは出来ること増えてるけど、それでももう一声というかんじ そんな感じで いちばん良かったのはカメラで、引っかかったのはバッテリーでした...
書籍コーチングアジャイルチームスと「ネイティブワイヤリング」「BART分析」
書籍「コーチングアジャイルチームス」を買って読んでいます、いろいろとためになることばっかりだ 1章に出てくる「ネイティブワイヤリング」という言葉は初耳だった 8章の「BART分析」も同じく BART分析 BART は Boundary, Authority, Role, Task の頭文字 チームや組織を BART で分析してみましょう、チームがうまくいかないとき、原因はこの BART に関連した何かであることが多いよ、というやつ 役割: Role 役割は明確に説明され、機能し遂行できているか? 課題: Task チームは、チームの目的や課題を明確に持てているか? 権限: Authority 各役割の権限は明確に定義され、全員が理解・遵守できているか? 境界: Boundary チーム内の様々な縄張りの境界は何か? 知らない分析手法なだったのでたいへん参考になりました たとえばアジャイルのフレームワークを使っている状態だとして、各ロールを担っている人が役割を全う出来ているか? 権限や境界を越えている部分がないか? などを探してみるところから始めるとよいかも。 link The BART System of Group and Organizational Analysis (Boundary, Authority, Role, Task) — Zachary Gabriel Green and René J. Molenkamp (2005) https://www.it.uu.se/edu/course/homepage/projektDV/ht09/BART_Green_Molenkamp.pdf
CSSでコードゴルフをする CSS Battle
CSS Battle とは お題となるデザインがありまして、それを HTML と CSS でピクセルパーフェクトに再現しましょう、できるだけ短いコード量で!!! という参加型バトルサイト いろんなお題があります こんなデザインを、画像とかSVGとか使わずに HTMLとCSSだけで再現していこうというやつ。そしてコードの字数の少なさを競う ちょっとトライしてみた battle 1 このデザインを再現すればOK サイト内 左側のエディタにHTMLとCSSを書いて、右に表示されているお手本どおりに作っていく。カラーコードはお手本から拾ってくることができる。出力結果にマウスカーソルを乗せると、お手本との比較も詳細に確認可能。 まあ battle 1 は、div 1個置いて色とサイズ指定したらおわりかな。ということで、ひとまず深く考えずに素直に書いてみた。submit したら、ちゃんとピクセルどおりになっているかの判定をしてくれて、スコアが表示される。 132文字 100% match, よしよし。 では、世の中のみなさんの結果はどうなのかな、と Leadersboard 見を見てみると…… なんとトップの人は54文字で再現してしまうらしい。半分以下……!? ちょっと想像がつかん ちょっと試して div要素とか余白文字とか削ってみても 90文字だぞ…… まだ半分近く削らないといけない。どうなっとるのか、まったく違う発想が必要そう <style>html{background:#5d3a3a}body{margin:0;background:#b5e0ba;width:200px;height:200px} battle 9 ひし形のボックス作るために transform: rotate(45deg) で要素を 45度傾けてみたんだけど、なぜか細い枠線が薄く表示されてしまい、そのせいでピクセルパーフェクトにならなかった。(99.8% match という判定) 謎だがくやしい battle 95 どっかで見たことのある球形 これはうまくいった 上下のカプセル部分は背景に linear-gradient を使い、一番上からここまではオレンジ、真ん中は透明、ここから下は白、と背景色を変えていくことで、1つの円でなんとかなった (黄色と茶色の部分は別のdivを用意) ただし自分は 561文字で出来上がったのだが、トップの人は 145文字でこれを表現するらしい。……どういうことなの…… おわり たのしい (なお実務に活かせる感じはしない) 難易度は高いと言うか、短く書く以前に普通に再現させるだけでもたいへん。いろいろなプロパティを使う工夫がいるので、その面では勉強になるかも。 CSS Battle answers とかでググると回答を集めたサイトとかも出てくるので、それ眺めてるだけでもおもしろいっす
Obsidian みたいなことを VSCode 上で実現する拡張機能 "Foam"
markdownメモアプリの話。 以前はメモアプリとして Obsidian を使ってたんですが、このところは VSCode で似たようなことを実現できる拡張機能 Foam に落ち着いてきました。 自分のやりたいことは大して多くないので、ちょちょっとした設定でまかなえているように思います。その設定メモなどを。 ノートを書く まあ、markdown 書くだけなので。プレビュー表示とかも VSCode なら不便しないですし、拡張機能も使いたければ色々使える。 普段使ってる VSCode なので、ショートカットキーなど覚え直さなくていいのもありがたい。 ノート間のリンク [[page-name]] でふつうにいける。cmd+click でリンク先に飛べる。markdownファイル名を変更したら、ノート内のリンクも追随してアップデートしてくれます。 デイリーノート option + D でデイリーノートを作れます。 デイリーノートのフォルダやファイル名は settings.json で設定可。自分は "foam.openDailyNote.directory": "daily", "foam.openDailyNote.filenameFormat": "yyyy/mm/yyyy-mm-dd", こんな感じにして、daily/ というフォルダの下にさらに 2024/01/ と 年/月 なフォルダ作って、その下に 2024-02-01.md みたいな日付のファイルを作るようにしています。 デイリーノートのテンプレートは .foam/templates/daily-note.md に置けばOK。 タグ #tag でタグ付けできる。タグ一覧も Tag Explorer ペインで見れる。タグ名はスラッシュ区切りで階層化もできる。 画像の扱い Paste Image という拡張機能を使っています。画像をクリップボードからエディタにペーストすると、画像ファイルを作ってそこへのリンクを markdown上に挿入してくれる。 グラフ Obsidian の特徴的なノート間リンクのグラフ表示ですが、Foam でも Foam: Show Graph でいけます。自分あんまり使ってないっすけど。 複数端末でのデータの同期 GitHub でやることにした。 スマホでノートを見るにはどうしようかなと思ったんですが、そういえば GitHubアプリがあった。GitHubアプリでリポジトリのファイル参照はふつうにできるのでいいかな。ファイルの更新も一応なんとかできるけど、スマホからがっつり編集したい機会ってほぼないので別に良し。雑に別アプリにメモとって、あとでPCで整理することが多いです。 なお GitDoc という拡張機能を使えば、一定時間単位に編集されたファイルを自動でコミットしてプッシュする、みたいな設定も可能です。バックグラウンドで勝手に GitHub に sync させることができます。その Git の使い方どうなの感はちょっとありますが。...
書籍「コーチングアジャイルチームス」と、「ネイティブワイヤリング」
書籍「コーチングアジャイルチームス」 を、買いました。読み始めています。 で、第1章に出てくる「ネイティブワイヤリング」という言葉が興味深かった。 native wiring — この言葉ははじめて聞いたんだけど、著者がアジャイルコーチとして成功した人々を見てきて気がついた、共通点をまとめたものらしい。 ネイティブワイヤリング 10項目あって、ざっくり書くと 「場の雰囲気を感知する」力 プロダクトよりも人を大切にする そして人が素晴らしいプロダクトを生み出す 好奇心を育む 知らないということに気づく 人々は基本的に良い人だと信じる 計画は破綻しうることを理解する 学びに貪欲である 卓越性を追求する価値を認める 成長のための環境と目標があれば、どんな集団でも良いことができるようになると信じる 制度的な理由や原因について妥協せず、理不尽を徹底して排除しようとする 不安定性を不可欠なものと信じる 間違えるリスクを取る 間違いを犯したときは、それを認め、次に進む これはとても納得感のあるリストだった。これ満たしてると、かーなりアジャイルな人って感じがする。 書籍の方はまだ全然読み始めなので、引き続き読んでいきます。 https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b305379.html